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同志社小学校レポート

・同志社小学校レポート:前編中編後編・取材

 今回のレポートでは、特別に鈴木直人校長先生と、奥野博行副校長先生に取材に応じて頂けることになりました。みなさんが気になりそうなことを聞いてみました。場所は会議室です。当然ガラス張りでした。

Q. いわゆる「関関同立」の中でも、小学校の設立が相次いでいます。やはり対抗意識などはあるのでしょうか。

A.日本一の良い小学校にしようとは考えています。しかし、他の小学校に対して対抗意識を持っているというわけではありません。あるとすれば「同志社らしい良い学校を作りたい」という気持ちです。

Q. 初めての小学校教育とあって、不慣れな部分もあると思いますが、いかがでしょうか。

A.小学校教育に対する若干不慣れな部分は確かにありますが、それは時間が解決してくれるでしょう。今は不安よりも期待の方が大きく、何よりも子供たちの元気と笑顔が支えです。

Q.「同志社タイム」ではどのようなことをされているのでしょうか。また、子供たちの反応はどうでしょうか。

A.同志社大学OBの方に来ていただき、能や狂言を鑑賞しました。「お面取って〜」などと、子供達は大変興味を示していました。他には、大学の資源を活かしてOBの宮本選手(サッカー)や大八木選手(ラグビー)などを呼ぶことも計画しています。広い意味での「道草」時間であり、今は学年全体だったりしますが今後は色々と挑戦していきたいと考えています。

Q.毎日英語の時間が設けられていますが、その意義や目的を教えてください。

A.同志社小学校では、いわゆる文法などの英語教育ではなく、コミュニケーションや触れ合いを中心とした英語教育をしています。「英検取得を目指す」とか「TOIECで高得点を目指す」とか、では意味がありません。耳からの教育で、外国人とのコミュニケーションを当たり前にしています。子供達は素晴らしい発音で外国人の方に話しかけていますよ。また「国際主義」とは、外国の文化に触れるだけでなく、日本の文化も説明できなくてはなりません。ですから国際人として、日本人として英語だけでなく日本語しっかりと学ぶ「ことばの時間」も同時に行っています。

Q.学校法人同志社の中で、小学校はどのような存在であって欲しいと思っていらっしゃいますか。

A.同志社小学校は注目されているからこそ基本(新島襄の考えていた原則)にかえり、他に影響を与える存在であればいいと思っています。すべてを素直に見ることのできる小学生のうちに将来を見据えた「本当の良心教育」(大学におけるチャペルアワーなど)をし、中学・高校、そして大学に上がったときに物事を批判的に見るように出来るようにしたいと考えております。これが同志社の一貫教育で出来ることだと思っています。キリスト教精神が、大学にはありません。大学生のみなさんも、チャペルアワーに行ってみるなどして、生きる上での財産を得て欲しい。

Q.同志社大学の学生として、小学校に何か協力できることはありますか。

A.どんなことでも構わないので、小学校の子供達と触れ合って欲しい。例えば通学路や、町で見かけたときに見守ったり、電車などでマナーが悪かったら、叱るなど同じ同志社に通う人間として注意してくれると嬉しい。これが本当の一貫教育だと思う。サークル活動の一環として何らかのアプローチをかけてくれてもいい。また、10月にチャレンジタイムのなかで京田辺校地を訪問するかもしれない。その際大学生に色々と依頼することがあるかもしれないので、そのときは協力して欲しい。

 いかがでしたか?3年後には全学年が揃います。これは帰り際に聞いたことなのですが、なんと大阪の北摂地域から通っている生徒もいるそうです。これには驚きですね。他にも、制カバンについて「自由主義の学校で制カバンとはどういうことだ」という電話なども来たそうです。また近い将来、岩倉校地に同志社中学校が移転してくる予定です。小中高が一箇所にあつまることで、更なる教育効果が期待できるでしょう。同志社小学校の方には、お忙しい中取材にご協力いただきありがとうございました。同志社小学校のこれからに注目です。

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