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自己PR

自己PRの重要性

たいていの面接では、まず最初に1分から3分程度の自己PRを求められます。そして面接官は、あなたの自己PRの中から、興味を引かれた事項をいくつか選び出し、より詳細な説明を求めて質問をしてきます。自己PRは、面接官にあなたのことを良く知ってもらう上で、とても重要なスタートラインなのです。あなたはそこで、自身の能力や長所を簡潔に、かつ、面接官の興味を誘うように伝えなければなりません。また、エントリーシートや履歴書にも、必ずと言っていいほど、自己PRを記入する欄が用意されています。

文章でも口頭でも、限られたスペースや時間の中で、自己のことをアピールしなければならないという点では、同じです。このように自己PRはあらゆる場面で何度も求められるので、あらかじめ紙などに書き留めておいて頭の中に叩き込んでおくのも、ひとつの手でしょう。

どうやってアピールすれば良いか

多くの人は、アルバイトやサークル活動での経験を、アピールの材料として用います。「でも、自分は特にサークル活動に熱中したわけでもないし、バイトも小遣い稼ぎの程度しかしていなかったし……。インターンをしていた人みたいに、すごい経験を得たわけでもないし……。」そんな不安を感じておられる方も多いかもしれません。

しかし良い自己PRというのは、工夫すれば誰にでもできるようになります。その際、あなたがどんな種類のアルバイトやサークル活動に取り組んでいたかは、あまり重要ではありません。それ以上に重要なのは、あなたがその活動を通じて何を学んだか、ということだからです。逆に、アルバイトやサークル活動にどれだけ情熱を注いだとしても、この何を学んだかをうまく伝えなければ、意味がありません。頑張ったという事実だけを伝えても、面接官は興味を持ってくれません。

苦労した経験を思い出してみよう

では学生時代に何を学んだかということを伝えるにはどうしたら良いのでしょうか。

多くの面接では、学生の性格、特徴を聞き出すために、「あなたが学生時代の間で、もっとも苦労したのはどんな時ですか?」という質問が投げかけられます。苦労をどうやって乗り越えたのかを知ることで、その人の長所や性格も知ることができるからです。どうやって自己PRをしたら良いか分からなくなった人は、自分は学生時代にどういう苦労をしたのかを思い出してみると良いでしょう。

たとえば、以下のような苦労した経験が、例として挙げられるでしょう。

  • 塾や家庭教師で、生徒に良い成績をとらせることができなかった。
  • 部活動で二部落ちをしてしまった。
  • サークルが自分の代で解散しそうになった。
  • ゼミの幹事として、全員をうまく纏められなかった。

苦労した経験は自己PRのヒントになる!

人によって様々な苦労や失敗があったことでしょうが、その時どういう対策を考え、実行したのかを、よく思い出してみて下さい。それらのエピソードは、あなたがどのような長所を持っているのかを紐解くヒントになります。

よくよく思い返してみると、あなたがとった解決策以外にも、いくつか有効な手段が存在していたことに気付くはずです。例えば塾や家庭教師の場合、生徒とのコミュニケーションをより一層深めて、弱点を明らかにする方法や、ひたすら過去問などを研究して成績アップを図る方法などが想定できるでしょう。

前者の方法をとる人は、コミュニケーション能力に長けている人で、後者の方法をとる人は、几帳面で分析力のある人と言えるでしょう。このように、苦境に立たされた時に、どのような解決策を見出すかを明らかにすることによって、その人の能力や長所が見えてきます。数多くある解決策の中から、あえてその方法を選択した時に、その人の性格というものが強く表れるのです。

したがって、自己PRの際には、苦労したエピソードと、その時とった解決策というのを、どこかに盛り込んでおくと良いでしょう。

注意点

さらに言うと、苦労した時のエピソードというのは、1つだけでなく2つ以上用意しておくと良いでしょう。自分では「これでうまくいく」と思っていても、実際は思うように事が進まない場合もあるからです。面接では、その点に関して、より深く突っ込んで質問してくる可能性もあります。

また、苦労をどう乗り越えたのかをアピールする際に注意しなければならないのは、当たり前の解決策を述べないように気をつけましょう。コンビニのアルバイトはキツかったけど、棚入れやレジ打ちを正確にこなすように頑張った、こんなアピールの仕方では、意味がありません。やろうと思えば誰でもできること、当然やらなければならない対策を述べても、その人らしさは相手に伝わりません。

誰にでも苦労した経験は、あるはずです。あなたの人となりがよく表れるエピソードを選んで、うまく伝えられるように、試行錯誤を繰り返してみて下さい。何度もエントリーシートの記入や面接を繰り返していくうちに、きっとあなたも自己PRの達人になっていることでしょう。

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