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同志社ナビ教授インタビュー:亀田尚己商学部教授 2ページ目

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亀田先生 亀田先生

同志社に来られる以前について

―――――では、同志社に来られる以前のお話を聞きたいと思います。音響メーカー会社の社長さんとして国際ビジネスの場で活躍されていたそうですが、当時のお話についてお聞かせ頂けますでしょうか?

亀田教授:スピーカーシステムを作っている会社だった。 私が社長をやったのは2代目でね、最初はナンバーツーだった。 ナンバーツーの時に、社長とヨーロッパを回ったり、東南アジアを回ったりね。 その当時はね、日本の製品はどこでも大モテだった。 特に電気製品・音響製品は非常にクオリティが高かったから。 だから世界の色んなマーケットの人たちで、代理権が欲しい、うちに代理店をやらせて欲しいって言う希望者がいっぱいいたの。 それである時、社長が亡くなってしまった。 仕方がなく、当時ナンバーツーの私が社長をやるようになった。 社長になってからも、依然として新しいスピーカーを作ったり、それをヨーロッパにかなりの数量を毎日輸出したりしていた。 散々苦労しながらも、絶対に潰さないと思って頑張った。 ナンバーツーが9年、社長が13年だったかな。

 世界の39ヵ国・地域を訪問し、世界の60ヵ国強の人たちとビジネスをしてきた。 そういう風に外国の人とビジネスをしていると、色々問題が起こるんだね。 それが面白くて、色んなことがある度に手帳に書いていた。 ある程度たまると、それを英語の論文にして、アメリカのジャーナルや学会で発表していた。 そうこうしている間に、頼まれて本も書いて。 その時の書斎は電車だった。 でナンバーツーの当時から、色んな大学で教えていたこともあって、同志社に来ないか?っていう話が東京のある先生を通してあってね。 それは願ってもないことでした。 でも会社の調子が悪くて、すぐには行けないわけだよ。 なんとかしなきゃいけないと思って頑張って、借金も返して、もういいかなって目途がついて。 1993年の4月1日に着任したんだけど、その時はまだ社長だった。 6ヵ月間助教授兼社長だったんだ。 でも会社にも大学にも迷惑かけるから、取締役もやめて、翌年完全に手を引いて大学教員一本やりになりました。

―――――そろそろ3回生は就職活動を意識し始める時期だと思うのですが、元社長さんとしてどのような学生が企業に求められているとお考えですか?また、理想とする学生の就職活動のあり方のようなものはありますか?

亀田教授:一番大切なことは、何がしたいかをはっきりさせること。 何でもいいと思うんだ。 何かこうしたいという具体的なものを持つ。 そのための方便として、この企業を選ぶ。それでいいと思うよ。 となるとね、私はあなたの会社で何がしたいということがはっきり言えるんだ。 企業の求める人っていうのはまさにそういう人。 夢を語ることだよ。どこでもいいっていうのはダメ。 企業が絞り込めなかったら産業、産業が絞り込めなかったらさっきの話。 英語を使いたい、外国人とビジネスがしたい。 僕は小さい頃から兄貴を見て、世界をまたにしてビジネスで歩きたいと思ったよ。 英語勉強し始めたのもそのためだもん。 ゼミ生にいつも言っているけど、絶対夢を持つべき。 どんなことでもいい。 その夢の実現に向けて一生懸命やる。

亀田式夢実現5つのルール

  • まず夢を持つこと
  • その夢を絶対実現出来ると信じること
  • その夢を人に言ってしまうこと
  • 夢の実現に向けて一生懸命やること
  • 絶対に諦めない Never,never,never give it up!

 就職活動はその一環にしか過ぎない。 内定をもらうとみんな人生終わったように喜んじゃうじゃない?あとは卒業式待つだけ、そんなのダメ。 内定は企業マンへのスタート点であり、これからの人生のスタートであると思って欲しいですね。

同志社について

―――――13年間社長を務められた後同志社に来られたとのことですが、当時同志社にどのような印象をお持ちでしたか?

亀田教授:今でもずっと信じていることが一つあります。 同志社の学生は非常に優秀であるということ。 私は授業で必ず課題を出すんだけど、レポートの文章などを見ても、すごいしっかりしていると思う。 高い偏差値というものが一つはあると思います。 それから付属高校出身の子たちも、よい下地をすごく持っている。

 そもそも、関西私学の雄・西の早稲田と言われる同志社を、来る前から十分に知っていました。 キャンパスの見た目の美しさや雰囲気も、歴史も、新島先生の教えも、いわゆる世間の風評も素晴らしい。 そこの教員になれることが、どれほどに名誉なことと思ったかは計り知れない。 本当に飛び上るほど嬉しかった。 おふくろも本当に喜んでくれた。 人生でかけがえのない、一番と言ってもいいほどの大きな喜びだった。 それが私の同志社に対する印象。 教え始めてからも、みんな本当にしっかりしていた。 今も変わらない。 期待も込めてね。

商学部について

―――――昨今、この同志社大学においても大学改革が急速に進んでいますが、商学部ではどのような改革・取り組み等を行っているのでしょうか?

亀田教授:意義のある、また有効な外国語教育、そして演習科目の充実に非常に力を入れようとしています。2006年に決定されていて、2009年度から開始されます。 その有効な外国語教育の核となるのは、英語の外国書購読、ビジネス・イングリッシュなど。 また、英語で講義をする専門科目の充実を図ります。それが商学部の優れた取り組みであると思います。

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