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インターンシップでは、積極性が常に問われます。

同志社大学 就職部 インターンシップ担当 矢田 直人 氏

Q1. 大学在籍中に学生がインターンシップをする意義とはなんだとお考えですか?

平成10年より兵庫県下の中学校では、体験学習を通じて、豊かな感性と創造性を高めようと一週間の日程で地元の職場で社会勉強をおこなう制度があります。

インターンシップとは、大学独自のプログラムではなく、中学や高等学校でも積極的に実施されているプログラムといえます。

中・高での実施目的としては、地域社会との交流を通した職業観の育成や、生徒自信の自主性、自律性等を高めるのが主な目的とされています。大学では、卒業後の実社会をいち早く経験することにより、学習意欲や学習効果の向上等の目的とあわせ、自らの適性を知ることによる職業観の形成、自主性・独創性の育成など教育的な観点から意義や目的を掲げています。

つまり、大学生活のあり方や進路について考え、準備を行う絶好の機会だと考えます。

Q2. ズバリ、参加する学生に期待することは何ですか?

インターンシップでは、積極性が常に問われます。

ただ単に、指示通り仕事をこなすだけでは、その仕事の流れはつかめたとしても仕事の真意はつかめません。何故、このような仕事をする必要があるのか?この仕事の意味することは何であるか?等、恒に問題意識を持ちながらインターンシップを経験することにより成果の度合いはかなり違ってくると思います。

単に、インターンシップに参加するだけでは、得るものも知れたものになってしまう可能性があります。自らが見て、聞いて、考え、行動に移すことができればきっと実りある経験になるはずです。

インターンシップは決して楽なものではありません、目的・問題意識を持ち参加されることを期待しています

Q3. インターンシップは就職に有利とも言われています。それを踏まえて参加する学生もたくさんいると思いますが、一番の学生にとってのメリットは何だとお考えですか。

メリットとしては、実社会を経験することによる学習意欲喚起、職業意識形成など自らの企業イメージ、挙げられますが、もう1つのメリットとしては、同じプログラムに参加する学生とのネットワークだと思います。

他大学の学生など今まで知り合ったことのない人たちと同じプログラムに参加することにより刺激されることも多く、またプログラム期間終了後における人的ネットワークとしては大変貴重なものになるはずです・・・。

就職に有利不利?と聞かれると、経験しないよりしたほうが有利と私は思います。ただ、インターンシップ参加者が、この貴重な経験を第3者にうまく伝えられない人が多いというのも事実です・・・。

それは、単に言葉上うまく伝えることができないだけなく、インターンシップに対する姿勢や経験後の振り返り(意識化)ができていないことが大きな要因だと言われます。

インターンシップ経験ではメリットばかり目がいってしまいがちですが、参加する姿勢によってはインターンシップに参加しただけの安堵感や時間ばかり浪費するデメリットとして帰ってくる可能性もあるように思います。

Q4.インターンシップ体験前に学生が準備していくことはあると思いますか?

大学での事前講座では、インターンシップ参加に対しての心構えから、ビジネスマナーや自己の目標設定など数回に分けて実施しています。一番重要なことは、自らの参加目的や、参加するにあたり実習先での目標など自分なりの参加スタンスを整理理解することが必要だと思います。

また、実習先の業界・企業研究も必須です。実習先の業界が現在どのような環境におかれているのか?

また、実習先の業務内容等を事前に調査することより経験後の成果に大きくはねかえってくるものだと思います。

Q5.大学でのインターンシップで具体的にどのようなことを学生は体験していますか?

実習先によって様々なプログラムが用意されており、一概にはお答えできないのですが・・・。営業の同行経験から、インターンシップ生によるマーケティング調査後の企画立案などインターンシップ生にこだわらず、正社員と同等の課題を与えられるものも存在します(課題達成型)。

また、実習先での課題に対してインターンシップ生によるプレゼンテーション(グループワーク)が実施されているケースをあります。

Q6.これから、インターンシップに参加される学生にMESSAGEをお願いします。

現在、産業界・行政機関・教育機関においてインターンシップが大変注目が置かれています。また、学生間でもインターンシップというものが浸透し、多くの学生が体験を希望しています。

インターンシップは、大変貴重な機会であるというのは言うまでもありませんが既に述べた通り、経験するだけではなにも成果として自分に残りません。インターンシップの意義を理解するとともに、自らの目的を設定し、問題意識を持ちプログラムに参加し、終了後プログラムの意識化を行うことが必要です。

しかし、このような高い意識はすぐに持てるものでもありません。学内で開催されます、インターンシップ関連のセミナーや、事前講座を通して形成されるものであり、一度チャレンジしてみようという気持ちがあれば、まずはセミナー等に参加してみるという行動に移すことがなにより大切だと思います。

就職部ではインターンシップに関わる質問も受付しております。いつでも来室してください。