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インターンシップはただやるだけでは、就職に有利ではありません。

NPO法人ETIC.(エティック)コーディネーター 伊藤 淳司 氏

Q1.ETIC.ってなにをしているところなんでしょうか?

  • 特定非営利活動(NPO)法人ETIC.(エティック)
  • (ETIC.=Entrepreneurial Training for Innovative Communities)
  • 1994年に起業を志す関東近県の大学生によって「ETIC.学生アントレプレナー連絡会議」として活動を開始。
    2000年3月に経済企画庁から特定非営利活動法人(NPO法人)として認証される。
    主体的に価値を生み出す起業家精神を持った次世代の若手リーダーを社会に輩出することを目的に、ベンチャー企業・大企業新規事業部・NPOなどの少数精鋭の組織でのアントレプレナー・インターンシップ・プログラム事業、起業を志す学生のサポートを行うシードステージ・インキュベーション事業などを実施している。
    インターンシッププログラムには、過去5年間で延べ400社1300名以上の学生が参画しています。

    Q2.どうして企業はインターンシップをするのでしょうか?

    これもETIC.のアントレプレナー・インターンシップ・プログラムに参画する企業の経営者の声を代弁して書かせてもらいます。
    大企業の人事部などはまったく違う考えですので、あくまでご参考までに。

    【内的要因】

  • 新規プロジェクトや新規事業の担い手、既存業務における人材の獲得の必要性など事業的な側面
  • モチベーションの高い若い人材を活用することで社内活性化を目指す組織人材的な側面
  • 【外的要因】

  • インターンシップ制度の盛り上がりや他社(者)の紹介・事例など制度関心的な側面
  • 社会全体で起業家的人材の育成の必要性があるなど社会貢献的な側面。
  • Q3.ズバリ、参加する学生に期待することは何ですか?

  • 研修、体験、教えてもらえるという受身の姿勢ではなく「期間限定の正社員」でインターンシップに取り組むぞという「やる気」
  • 「何でもやってやるぞ!」「できないことがあっても自分で解決していくぞ」という前向きな積極性。
  • Q4.インターンシップは就職に有利とも言われています。それを踏まえて参加する学生もたくさんいると思いますが、一番の学生にとってのメリットは何だとお考えですか?

    インターンシップはただやるだけでは、就職に有利ではありません。
    自分が何のためにインターンシップに取り組むのかという、(仮説でも良いので)明確な目的、そして、期間中の積極的で企業に貢献していこう、成果を出していこうというコミットメントの姿勢、そして、終了した時の自分と企業へのフィードバックを通じて、何が変わったのか、ないが成長したのか、何を学んだのかという自己認識。この過程を通じて、自分の次のステップ(何をやりたいのか、どんな働き方がしたいのか、何をやっていると楽しいのか、楽しくないのか)が見えてくる可能性があるというのがインターンシップをやる学生の最大のメリットだと思います。


    ETIC.のインターンシップに関していえば、日本でも最先端のビジネスに取り組む企業や、ニッチではあるけれども世界に通じる技術を持った企業、また若いけれども成長意欲溢れる次代を担う企業の創業経営者のもとで一定期間、時間を過ごすことで、学生の皆さんにも自ら社会に対して何かを働きかけていき、価値を生み出そうとする起業家精神(=アントレプレナーシップ)が身に付くことが最大のメリットだと考えています。

    Q5.どういうスタンスで学生はインターンシップに参加すべきだとお考えですか?

    Q4.と同じです。詳しくは、こちらをご覧下さい。

    Q6.インターンシップ体験前に学生が準備していくことはあると思いますか?あるとしたらそれは何でしょう?具体的にお願いします。

  • インターンシップとは働くこと。これまでと同じ消費者の立場ではなく、商品やサービスをうみだす「生産者」の立場で働く視点
  • 受入企業の企業情報、ビジネスモデル、経営者のビジョンと今後の戦略、会社の課題を次にチャレンジしていきたいことは何か、などを事前に調べておくこと
  • その業界に関する本やネットサーフィンなどをして、少しでも社員さんと同じ立場で早くコミュニケーションができるようになるための事前リサーチ。
  • Q7.例えば、貴社(事務所)でのインターンシップでは具体的にどのようなことを学生は体験していますか?1日の流れの様なものをお示し下さい。

    詳しくはこちらをご覧下さい。

    Q8.これから、インターンシップに参加される学生にMESSAGEをお願いします。

    「ETIC.のインターンシップでは、この事業をやりたい!社会に何か価値を生み出したい!という強い想いを持つ学生の皆さんに早い段階でチャンスを掴んでもらって、その能力を高めて欲しいと考えています。
    インターンシップの期間は、学生の皆さんが自分で考えて仕事を創り、会社に成果を残すことができるように平均3ヶ月〜半年以上に設定しています。インターンシップは学生と企業・経営者との真剣勝負の場です。
    研修させてもらうという意識ではなく、本気でその会社の一員として、経営者のパートナーとして働くという気持ちでチャレンジしてください。」。